[#1] また新しく面白く。

さて10月。8年目の立ち上がりは都心でのミーティングから始まりました。「ナゲッツ」「ティンダハン」「バルバロッサ」が出て、さらに今月にはお待たせしている「なつのたからもの」が発売。さらにその次、大規模小規模に2個程の制作が終わっているのですが、現在来春のプロジェクトについて本腰を入れるべきタイミングにも入っている為です。また新しい切り口を出せるように頑張って参りたいと思います…ちょーっと慌ただしいですがね(笑)。

ただ、今回のミーティングの件は、首尾よく行ったとしたら、皆様に面白いトピックスをお届けできるんじゃないかと思いますし、あわよくば新しい方にボードゲームを遊んで頂けるチャンスもでるんじゃないかと思っているので、やっぱり頑張りましょう。ともあれ、本格始動!

 

 

 


[#2] ボードゲーム・カードゲーム制作「も」する新業態「タチキタプリント」。



http://tachikita.jimdo.com/

10月
2日はB2Fゲームズの創業記念日、ということで、8年目に入ったB2Fゲームズの新業態として「タチキタプリント」開業のご報告をさせていただきます。名前の通り、(B2Fの南口側に対して)立川の北口側に事務所兼店舗をおいて、この度営業をスタートしました。責任者は弊社所属・西山となります。

タチキタは
B2Fと違い、ゲーム関連「も」やる部署ということになります。以前から少しずつ予告してまいりましたが、B2Fゲームズを私吉田と共に立ち上げた創設メンバーである「制作・西山」が、この度ついにB2Fに専業化しました。西山は当初よりB2F及びニューゲームズオーダーの制作に携わってきたわけですが、私吉田が小売店舗をやっているのと同様、自分のメインフィールドを立てながらやっていこうということになり、そこで彼の前職の経験などを生かす形でこの「タチキタプリント」立ち上げに至りました。

西山と私が出会ったのは、私が
23で西山が19か20位の時…だから10年以上前になります。自分がイエローサブマリンの店員としてウォーハンマーを売っていて、西山はその店のお客さんで、まだ学生でした。アナログゲームを含め、何らかの制作の仕事に就きたいという西山に対し、「だったら手掛かりとして、自分たちと一緒にボードゲーム作りをやってみないか」と私が誘って、最初に一緒に作ったのが、2005年のゲームマーケットで出した沢田作のゲーム「スクエア・オン・セール」でした。当時は今のように同人出版のインフラもノウハウも整っておらず、萬印堂さんも現在のような形で大きくボードゲーム制作業務を始められる以前の時分だったので、ホント色々と苦労しました(笑)。ただ沢田がヒポダイス・オーサーズ・コンテストの賞を獲得したことが大きく、ゲームマーケット当日に用意した4000円・99個の「スクエア・オン・セール」は、瞬く間に完売しました。…それが2006年のB2F立ち上げに繋がったわけです。

と言っても
2人専業でやると言っても無理だろう、まず第一にゲーム作り一本でご飯を食べられるわけじゃない、ということで、私が店を営業する一方、西山は制作に何らか関連する職に(何度も転職しながら)従事してきました。ボードゲームの営業をしていたこともあれば大手玩具会社の子会社で企画をしていたこともあり、そして最近はいわゆる「ハンコ屋」で店長をやっていました。ハンコ屋という業態を中心に、これらの経験をコンバートしての「タチキタプリント」ということになっています。

ハンコ屋というと「自分はハンコあんまり用無いかなあ」と思うものなんですが、西山に聞くとその仕事の幅は広く、ハンコの他に名刺や封筒も作れば、ポスターも
Tシャツも作るし、CDのジャケットデザインなんかもやれる、という話。それはつまり「ボードゲーム・カードゲームの制作」もやれるということで。手前味噌な話になりますが、それこそB2F/NGOの制作を担ってきた10年の経験があり、繰り返してきた苦労がある分、西山は使えると思います。その我々の重要戦力である西山を、これからは皆様にもご利用頂きたいと思います(笑)。

東京も都心部であればキンコーズなどのオンデマンド印刷の店舗がありますが、立川辺りにはそういったものもあまり無いということもあり、「アナログゲーム制作を一つの売りにした便利なオンデマンド印刷屋」ということでやってまいります。一つタチキタプリント、よろしくお願い致します。





西山の話によると、秋ゲームマーケットに向けてキャンペーンもやるとのことですので、よろしければウェブサイトをご覧ください。まあ我々ニューゲームズオーダーはというと、申し込みが間に合わずに次のゲームマーケットにブースが無い形になってしまっていますが
…(笑)。縁の下の力持ち的にでも皆様のお役に立てればと思っておりますので、御用やお心当たりの方は是非、タチキタプリントまでご一報くださいー。

ツイッターも「
@Tachikita_print」でやってるようですので、そちらもよろしければフォローお願い致します。

 

 

 


[#3] まずは基礎。

さーてB2Fの8年目、どうしていくかあ、、、と考える前に、まずは7年目の締め作業からでございます。締め切りは11月末ですが、その頃はまた別件で忙しくなっているに決まってますんで(笑)、早く完了したいもの。

先々に向けての構想は色々あるし、現に動いてもいますが、今やるべきことだけでも積み上がってくるもので
(笑)。10月も後半はドイツ・エッセン行きなので、前半大事に頑張りましょー。

 

 

 


[#4] これはゴールじゃないスタートだ。

9月末にリリースしたナゲッツ・ティンダハン・バルバロッサですが、お陰様で順調にご注文いただいており、日々出荷しています。特にナゲッツについては順調以上、という感触もあるのですが、予算や部数や価格の面で勝負かけている分、必要な勢いということで。気は抜けません(笑)。気に入っていただけたというお話や、楽しかったという声をいただくとホントに嬉しいんですが、私の仕事はそこで話は終われません。それは商業的な成功とイコールではございませーぬ。

このくらいのバランスで作った製品で十分な利益を得られれば、それは「継続可能」、つまり次にまた同じ
(あるいはさらに進めた)方式を採用できる根拠を得られるということで。いやー。その根拠が欲しい。何よりも欲しいですね。

で、今のところどうなるかは、、、全く読めてないです
(笑)。わからん。ともあれ、「さいしょのいっこ」に、なったらいいなーと思ってますので、まだの方はよろしければどーぞお試しくださーい。

 

 

 


[#5] 間合い測って反射で動く。

4日、つまり昨日の話になりますが、新製品の仕様に絡んで、午前中さる場所に「視察」に行って来ました。

・・・なんだ視察って、という感じですが、支給されたパスにそう書いてあったので
(笑)。会場見回しても、視察してるのは私だけでしたが、たいへん刺激になりました。

ナゲッツやティンダハンは、ニューゲームズオーダーのやり方で正面から勝負しているプロダクトですが、今動いている大きめ案件
3つは、全部毛色が違います。手を変え品を変えやってみたいと思います。しかしこの視察案件、上手くいったらかーなり面白いと思いますけども、よく考えると!

 

 

 


[#6] 「まんがぱーく大市」で発見したこと。

さてー、日曜日はB2Fからもほど近い「立川まんがぱーく」で開催されている「まんがぱーく大市」という青空フリーマーケットに参加してきました。

http://mangapark.jp

9時〜
3時と、営業と両立できる+近隣の皆様へのご挨拶と宣伝、というのが主目的。しかしあわよくば物販も、ということで、目下売り出し中のナゲッツに絞って持って行きました。

当日は雨が降るかも
…ということでちょっと心配していましたが、蓋を開けてみると昼ごろには思いっきり晴れ、むしろ暑いくらいでした。まあ開催されて良かった!

で、ナゲッツを紹介していたのですが、これが子どもさん達に予想以上に受けて嬉しかった
+ほっとしました(笑)。



参加人数の関係上、
4人のチーム戦で遊ぶことが多かったですが、これが大盛り上がりしていました。小学生くらいの子どもたちを見てて、なるほどなーと思ったのは、どの子も自分が考え付いた手を思い切り良く打っていくな、ということです。むしろ我々大人は半端についた知恵でああでもない、こうでもないと考え過ぎているかもしれないですな(笑)。見習おうと思いました。

あともう一点、これはすごく嬉しかったんですがゲームが大詰めに差しかかると子どもたちが仲間に「内緒話」をしたがること(笑)。

(ご存知の通りナゲッツのチーム戦は内緒話禁止です)

「内緒話をしたくなる」ということは、「ゲームの意味をわかっていて、なおかつ本気になっている」ということで。「内緒話だめ!」と身体で止めながらにやにやしている怪しいおっさんになってました(笑)。


そんな感じで芝生の上でナゲッツをやる楽しい数時間だったんですが、
B2Fの開店時間ということで残り時間を関に任せて店を開ける。この日はどどどっ、と人が来て、ボードゲームもミニチュアゲームも遊ばれているゲーム会の様相でした。皆さんようやく長い夏バテから解き放たれた模様です(笑)。ナゲッツ・ティンダハン・バルバロッサと言った、ニューゲームズオーダーはB2Fでも流石に良く売れております。ありがとーございます!10月(どーもまだちょっと暑いですが)良い季節ですので、ゲーム遊んでまいりましょーう。また来週お待ちしております!

 

 

 


[#7] ここで私吉田(と関)の10月スケジュール。

さてー、月曜日は久しぶりの定休。ここの所休みの日でも何かと外に動くことが多いので、ホントの休みは嬉しい物です(笑)。ここで10月これからのスケジュールについて改めて確認してみたいと思います。意外と急な話もありますが!

10/9(水)−ウォーマシン&ホーズ新製品発売

先月は着荷が遅れて御迷惑をおかけしましたが、今月は予定通り入荷予定ですのでー、木曜日には買えるようになります!コンバージェンスの新ユニット・リダクターたブリスター類
2種、それからホーズ・ハイ・コマンド、加えてレトリビューションのハウスガード・ハルバーディアのプラボックス、という陣容。個人的には既にメタルで10体持っているハルバーディアがお勧めですよ、ええ(笑)。プラ羨ましいな〜、取り回しが良くて!コンバージェンスもそろそろ編成に個性が出せそうな感じになってきましたねえ。



10/12(土)−「ドイツフェスティバル」参加


http://www.deutschlandfest.com/

10月の
11日から14日まで「都立青山公園」で行われている「ドイツフェスティバル」という催しがあるのですが、こちらの内「12(土)の13時半〜15時」まで、「ボードゲームで遊んでみよう」というワークショップとして、ゲーム会を行うことになっております。かなり急に決まったのでどういうシチュエーションでやることになるのかちょっとわかってないん所もあるんですが(笑)、まあまた違うシチュエーションでゲームのご紹介ができるということでやって参りたいと思います。来たい人は参加しても良いよ!ということでー、公式ページの「ステージスケジュール」から「ワークショップ」の参加フォームで入力してみて下さい。参加無料です。…告知が急ですいませんが、自分たちの参加も割と急に決まったんです!まあ試しに青山公園に足を運んでみるというのも良いんじゃないでしょうか。ちなみに、この日のB2Fは、夕方までは関が店番をやる他は通常営業です。


10/20(日)−「田園調布グリーンフェスタ」参加


http://dc-gf.com


ドイツフェスティバルと同様の形でもう
1個参加します(笑)。こちらは東急多摩川駅前にある「田園調布せせらぎ公園」でやる「ドイツハウス〜ドイツ文化との出会い〜」という催しで、10時半〜11時半、12時半〜13時半、という2回、ここでもボードゲーム会を行います。ちょっとゲーム会をコマ切れに行わなければいけないらしいです(笑)。こんな時には説明も遊ぶのも楽なナゲッツが重宝することになりそうですワイ。こちらも参加無料ですので、ゆったり参加できる回になると予想します。お近くの方はよろしければどーぞ!ちなみにこの日も、私が帰社するまでは関がB2Fの店番をします。


10/22(火)〜
10/27(日)−エッセン出張

私吉田、今年は色々やるべき仕事(すなわち権利・自社製品関係
…!)がある為ドイツ・エッセンに出張する予定です。…完全に慌ただしいのですが(笑)。もう皆さんお分かりかと思いますが、この間の営業日(火・木・金・土・日)は関がB2Fの店番をしています。


ということで、今月の中盤以降は私が出払う用が色々あり、その度に関が店番をすることになります。色々不慣れなことがあるかと思いますが、皆様一つよろしくお願い致します。上の
2つのイベントについては、何分野外開催なのでちょっと場所がふわっとしております。当日行ってみようとして場所がわからん!と言う方は、近くの係員の人に聞いて辿り着いて下さい。自分も半分方よくわかってないからなんですが、いい加減でゴメンなさい(笑)!

 

 

 


[#8] 国内生産の可能性も。

火曜日は、西山のタチキタプリント(http://tachikita.jimdo.com/)関係の仕事から開始。開業を宣言してから1週間、しばらくは地道に名刺や封筒、ハンコの仕事を始めて…という話を西山から聞いていたのですが、嬉しいことにゲーム制作の仕事もいくつかいただき始めているようです。皆様有難うございます。西山は信頼に足る仕事をする人間だと思いますので、今後ともタチキタプリント、よろしくお願い致します。

さてそれで、今日は何かというと他の印刷・制作業者の方とのミーティングでした。ボードゲームには様々なパーツがあり、その全てを内製でやるわけではないので、他の業者にお願いする部分もあります。これから受けられる制作の仕事を増やす上で、一緒にお仕事させていただきたいかも
…と西山が打診した方だったのですが、お会いしてお話を聞いてみると、まさしく「信頼に値する」という感じの方でした。御見それしたというのが正直な所で、為になることをたくさん伺えました。

自らの仕事に対する「静かなプライド」を持っている方だなあ、と感じ、見習いたいものだと思ったのですが、先方もこちらの考えることにご理解をいただけたようで、今後一緒にお仕事させて頂く方向になりそうな情勢。有意義なミーティングでした。

 

 

 


[#9] 難しいが意味がある試み。

水曜日は定休でしたが、ニューゲームズオーダーの次期自社製品の仕様決定に関わるミーティングで原宿へ。原宿、と言ってもパブリックイメージ的な原宿に行ったわけではないですが(笑)。自分自身原宿と言われたら若者文化の発信地みたいなイメージに直結しますが、そこに拠点をおいてらっしゃる団体でのミーティング、ということです。事前に試作をタチキタプリントで西山に作成してもらったんですが、凄いスピードで作っていく。手前味噌な話、良い手際をしているな〜と思います。

ミーティングの内容は、先方のスケジュールの都合があって一進一退、と言う感じですが、何とか目鼻を付ける算段を行いました。ゆっくりですが進んでいます。
11月の頭位にははっきりしてきそうな所までは漕ぎ付けられました。うーん、これ以上はドイツから帰って来てからになるのかな?ともあれ自分でもこれができたらちょっと面白いよなあ、とわくわくしていますので、実現した暁には、皆さんにもそう感じて頂けたら嬉しいです。詳細は、(上手く行ったら)また後日お知らせします。

 

 

 


[#10] そして少し前進。

水曜日のミーティングを受け、件の自社製品制作のアートワーク方面について検討開始。どうなるものかな・・・と結構心配していたんですが、確認を取ってみると想定よりはよい状況。まだ具体的な成果を出せているわけではないものの、これはかなり嬉しかった。計画したもの、できるかもしれないー。と、言っても具体的には伏せっぱなしなのが申し訳ないですが(笑)。来月辺りにはもう少しはっきりしたことが言える見込みです。引き続き頑張りまーす。

 

 

 


[#11] ディストピアンウォーズ、箱路線。

ここの所ディストピアンウォーズのリリースがブリスターからボックス中心になってきているんですが、どうもそれがさらに進みそうな知らせがメーカーから来ています。今まではブリスターで発売されていた物の詰め合わせとしてボックス化されていたんですが、この日頼んだ新製品のボックスには、ブリスターで出たことのない新規のミニチュアが。

仕入れる身としては正直、ボックス単位のリリースだと、管理もお客様へのお勧めもしやすい部分はあるんですが、さてどうなっていきますか。ともかく新製品入荷しましたら、チェックしてみてくださーい。

 

 

 


[#12] 「ドイツフェスティバル」でゲーム会。

今年に入ってからものは試しで色々動いてきたニューゲームズオーダーですが、実際動いてみる物で、青山公園でやっている「ドイツフェスティバル」でちょっとゲーム会をすることに。青山とかまあ行くことが無いうえに現場はビール祭りになっていることが想像されたわけですが(笑)。



会場ついてみると実際ドイツ。ドイツ風の小屋(ヒュッテと言うんでしたか)の形をした売店が立ち並び、わいわいと人がビール飲んでいたりソーセージ食べていたり、ステージで歌や踊りが繰り広げられていたりと言うにぎやかな雰囲気で、へえ良い物ですねえ
…っと言いたかったんですが暑い!!10月も半ばにまさかの30度越え。こりゃ居られないよ(笑)、と思ったんですが、自分がゲーム会をやるワークショップ用のスペースはテントで程良く日影があり助かりましたー。わずか90分という持ち時間だったんですが、ずーっとナゲッツの説明&ゲーム。2卓同時に見ていたんで目はまわりましたが(笑)、皆さん盛り上がって頂いて嬉しかったです、ありがとーございましたー。



さらに終了直前にもゲームをやりたいという方がいらしたので、主催者の方に許可を取って近くのテーブルでもう一戦。これまた楽しく。ボードゲームってもっと広げていけるよなあ、としみじみ感じた
1日でした。主催者の方から「日・月もドイツフェスティバルはやっているので、スペースある時間に引き続きゲーム会されますか?」という打診が急にあり有難かったんですが、ちょっと予定的に難しく断念。すいません、ちょっとだけ忙しいのです(笑)。来年呼ばれることがあったら、ちょっと早めに計画を練ることにしましょーう。

 

 

 


[#13] ここで原点。

久しぶりに通常の、と表現したくなる日曜日。と言ってもいくらでも仕事はあるわけですが(笑)、この日は逆に一念発起し店とゲーム卓で1日。店の方は、土曜もあったんですが自分の学校の後輩が来客(しかも集団)で来て驚くなど。元々自分たちの生活圏にゲーム屋ほしいなあ、というのがB2Fの立ち上がりだったことを考えると、一つの目標に到達したとは言えるなあ、と考えながらゲームしてました。いやー、楽しいですなあボードゲーム。スパイリウムかウルランドかどちらかやる、となって、今後いくらでもチャンスありそうなスパイリウムより、とウルランド遊んでヒドイ目に遭いましたが(笑)、そういうことも含めて。続けていきたい。

 

 

 


[#14] エッセンモードに(ようやく)突入!

月曜日でございますがー、ようやく各人が予定を合わせられ午後から社内ミーティング敢行。議題は…エッセン!私と沢田は来週からのエッセン、出席させていただきます(その間店は関中心で営業いたします)。やることは実は色々あるのに。色々あるのに!まだ準備ができておりません!

これじゃ不味かろう、ということで大々的に戦略会議を練る。新たなる自社製品の権利取得に向け、各メーカーとのミーティングの取り付けなど色々あるわけですが、それ以上に重要なのが。「東京ドイツゲーム賞」の受賞作の売り込みでござい、ます。「枯山水」、そしてニューゲームズオーダー特別賞の「曼荼羅」について、欧米メーカーに打診する試み。ここまで日本で、少しずつではありますが、自社製品を出してきたニューゲームズオーダー、がいる意味が、ここで発揮できるか
…。

持っていくゲームが本物であることは確信しています。エッセンの現場では、売りたい人間ばかりで、買いたいという人間はそういません。だから難しい。しかしともあれ、全力で頑張りたいと思います。

 

 

 


[#15] タチキタ制作班、始動。

先日のミーティングを受け、(直前ではあるものの)ドイツの各社に対してエッセンでのミーティングの段取りを開始。遅くないか?と一瞬思うものの、実は海外各メーカーも割とこの数日でメールを送ってきたりなどしているのでまだイケル。まあつまり皆出し物の準備で忙しいわけです(笑)。

いくつかのメーカーと話ができる運びにはなりつつあるのですが、それだけではアピールに不十分、ということで、メーカーの担当者に渡す為の「枯山水」の遊べるサンプルを西山&関、タチキタ制作班が複製開始しております。

「枯山水」は凝った全体ボードに個人ボード、にたくさんのタイルに様々な石、という豪華仕様でそれは長所なのですが、これを用意するとなると一苦労
…じゃ済まない(笑)。2人が突貫工事で出来る限りをやっています。目標は…5部(笑)。横で作業を見てますが、この時間の無い中で相当なこだわりを持って作業しています。「ぼくらの火星」の作業を思い出すなあ。これは何とかしたいな〜、持込み!

 

 

 


[#16] タチキタプリント製「レンフィールド」、I am Factory(と一応B2F店頭)で1000円にて販売します。



http://tachikita.jimdo.com/
http://tachikita.jimdo.com/%E6%97%A5%E8%AA%8C/
http://www.iamfactory.jp/

今回の話については割合ボードゲーム経験者の方々向けで書かせて頂きますけども、ニューゲームズオーダーの連続リリースの裏で進んでいた、タチキタプリント発のミニマルプロジェクトのお話をさせていただきましょう。あわせて西山が書いているタチキタ日誌もご覧ください。


チーパスゲームズから出ていた良いゲーム、「レンフィールド」の日本語版を発売します。します、というか既に、既
2F店頭ではもう販売してます。内容については…ちょっと時間が無いので端折ります(笑)。なかなかスパイシーなトリックテイキングで、モチーフはさらにスパイシーな感じ(ニューゲームズオーダーが今やっていることとはかなり違う)。ちょっとギャンブルライクな所もあり、かなーり面白いゲームだと思います。

今回これを商品化!ってことなんですが、今回の事の発端は「レンフィールド」を出したかったから、では実は無く、「タチキタ発の低予算・少部数生産」のラインを新たに立ち上げよう、というプロジェクトが持ちあがり、その上で適しているタイトルとしてレンフィールドに白羽の矢が立った、というのが順序です。


現在のニューゲームズオーダーは「やりたいこと」という意味でも「商業的な必然性」からもご存知の通りの方向性(ファブフィブ以降、と申し上げればさらに分かり易いでしょうか)を打ち出していますが、そうするとどうしても取りきれない、しかしちょっと出したいなあ、というようなタイトルが出てきます。


それを「低予算」「少部数」「安価」「手軽」といった辺りを備えた型式で出せないだろうかなあ、と思ってたんですが、ついに西山が専業で来てタチキタプリントが立ち上がり、ぐっと具体性を帯びました。できるんじゃないかなあと。ということで電撃的に権利を取得し(これはビッグチーズでの積み上げが生きたのもあります)、沢田がばばっと訳し西山がばばっと制作し、そしてばばっと売ろう
…と思ったんですがリトルエッセンのチケット発売が来たのでちょっと止まった後、私がエッセンに飛んでる間に日本に残るスタッフが売り出そうということです。

こういった経緯なので、今回作りは安いです。まあ西山の仕事なので、安い割にはかなり良い出来になってます(ある意味正しくチーパス)。そして価格も
1000円で、販売はI am Factoryのみです。原則卸しません。卸す手間やサポートができる程儲からない、ということが理由です。1000円なのでそこはお許し願うよ!ということです。

あ、あと西山の制作仕事の名刺代わり、と言う所もあります。低予算あり合わせでもこれ位はできるんじゃーい、という所で。そこにご興味ある方は是非チェックどーぞ。


ということで、来週火曜日辺りから
I am Factoryで販売開始します。小部数、と言っても20部とかではないですが、売切れ御免な所はあるので、すごく欲しい方はお早めに、チェックしとくかなー、と言う方も忘れない内にお求めください。リトルエッセンチケット買う気だけどまだだなー、と言う方はご一緒にご注文いただけると嬉しいでーす(チケットは準備中なので、おそらくレンフィールドだけ先に送ってきます)。

 

 

 


[#17] 「なつのたからもの」10月下旬に発売します。



来週エッセンに発つと言うことで、現地でのスケジュール調整に、東京ドイツゲーム賞大賞作「枯山水」のサンプル作成と、一層忙しく動き出したニューゲームズオーダーですが、一方私がエッセンに行っている間に、ついに「なつのたからもの」、つまりノミのサーカス日本語版が着荷する運びとなりました。既に東京港に着いているのでまず確実かと思います。


率直に申し上げて、本当に嬉しいです。今年
2013年は、私達ニューゲームズオーダーにとって、厳しい事態の連続でした。そして、今現在も暗中模索の状態です。掲げた目標に向かう上での壁の高さを知り、基本を疎かにした時の穴の深さを知り、自分達の力の足りなさを痛感した10か月でした。しかしやっと、今年の始めにした最大の失敗を、1つ取り戻しうる所に来つつあります。

ナゲッツもそうですが、この「なつのたからもの」も、ボードゲームの楽しみ、喜びを、より外に投げかけられたらと、考えたものです。長い間熟考したというよりは、一瞬の感覚ではあるのですが。


今年の春に、ゲームマーケットで売るビッグチーズの内容物を強行軍で缶に詰めている時、ノミのサーカスの刷り直したカードがやっと届いて、緊張しながら検品した結果、これがまたも不良品であることが判明した、あの瞬間。ここで挫けるわけに行かない、何としても巻き返したいと、そこから一時間足らずで、全力で考えだしたものです。


元のノミのサーカスの方が良いという方はいらっしゃると思います。ただそういう方にこそ、思ったよりは「なつのたからもの」でもいいかも、と感じていただけるような物が作れたら。見た目のきれいさ、気分の良さと、ゲーム上の視認性、利便性を兼ね備えた物を作りたく、アートワークをお願いしたママダユースケさんにも、たくさん無理を申し上げ、あまりにも細かい注文を申し上げ、何度も描き直していただきました。「終業式が終わって、明日から夏休み、栽培した向日葵の鉢を持って家に帰る子供たちが・・・」と思いついたままに口にした私のイメージを、イメージしたより遥かに素晴らしく表現していただいたママダさんには、感謝してもしきれません。黄色の向日葵の絵は、実のところ
2枚ご提出いただき、本当に甲乙付けがたかったのですが、最終的に自分がお願いした構図のものを採用させていただいたりもしました。

強がらずに申せば、苦しい中での制作でした。しかし、ママダさんと「どんなものを作りましょうか?」と、あれこれと話し合った時間は、心から幸せなゲーム作りの時間でした。この時間は、ゲームが大好きな皆さんや、これから初めてゲームを遊ぶ皆さんの楽しみに繋がっていると、信じられた時間でした。


順調に発売できれば、その時は自分はドイツにいて立ち会えないですが、よろしければ遊んでみていただければ幸いです。販売店の皆様、お引き立ていただければ幸いです。あと立川に残る
NGO各人、段ボール重いと思うけど入荷と出荷の作業よろしく(笑)!

 

 

 


[#18] ディストピアン、ボックス一斉入荷!

今月のドタバタのなか、来てくれたよディストピアン新入荷。ドイツ行き前に間に合ってくれたよーうーれしー!

これに伴う全部の作業ができるわけではないですけれども、やれる限りはやってからドイツだ、と思いつつ、東インド会社ボックスとかに目移り
(笑)。このワクワクさせるスパイスがしっかり効いている感じは、ディストピアンの美点ですなー。皆さんに遊んでいただけたらうれしいでーす。

 

 

 


[#19] 来週は関が店担当します。

来週吉田ドイツ行ってていないぞー、というアナウンスがあったからか、雨模様ながら結構人が来て盛況な土曜日営業。確かに来週末は自分いないんですねー!

しかしいつものエッセン行きと違い、今回は臨時休業致しません
(月水は平常どおり休みです)。店長代理・関が担当する「関ウィーク」になってます。・・・まあ色々忙しすぎて引き継ぎが徹底しておらず、御迷惑をおかけするかもしれませんが、最近久しいB2F名物「半開き営業」とご理解いただければ幸いです。

まあ自分にできなくて関にできることもある・・・かもしれないんで、一つ任せてみます。皆様1週間よろしくお願い致しますー。

 

 

 


[#20] 土砂降りのなか、元気に屋外ボードゲーム!

先日お知らせしてました通り、この日は田園調布はせせらぎ公園にて、グリーンフェスタというお祭りに参加。「ドイツハウスードイツ文化との出会いー」と題された枠の一環で屋外の芝生でボードゲーム会。をやることになってたんですが、この日は完全なる雨模様。事前に雨天中止、当日朝に連絡ありと聞いていたので、これは連絡待ちかと待機していたんですが、連絡は来ず。これはもしやとこちらから連絡してみると「やります!」というお答え(笑)。・・・よっしゃあ!と気合いを入れ直していざ田園調布。

もしかして現地は意外と小降りだったりして・・・、という期待も空しくむしろ土砂降りだったんですが、現場からは「せっかく用意したお祭りなんだから何とかやろう!」という熱気が感じられて大いに共感したので、よっしゃと雨の中で運動会風テントの中、午前午後と一時間ずつゲーム会。最後の方地面が芝生ってより沼みたいになってましたが
(笑)、かえって助け合いつつ盛り上がりました。雨の中でも子ども達楽しそーにナゲッツ遊んでたし(途中何回かタイルが落ちて水没したけど)、合間に食べた芋煮が最高に上手かったしで、結果本当に良いお祭りでしたー。呼んでいただいて有難うございます。こういうのどんどん参加していきたいですな〜。

あと子どもとゲームする機会、たくさん作って行きたいなあと最近とみに思います。子どものポテンシャルが想像以上に素晴らしくて、こちらも学ぶことが本当に多いです。頭が良くなるかは知りませんが、子どもにゲーム遊んでもらうのは、
(ちゃんとした形であれば)確かに良いことなのかもな、と。

すごくいい反応をして、ナゲッツを
2回遊んでくれた小学校1年生の子がいまして。午前中に1回やって、負けて、午後にまた来て。2回めは自分と真剣に勝負して、自分がぎりぎり勝った後、夢中で遊んでたその子が「負けたけど楽しかった」と言って。土砂降りのなか、正直感動して泣きそうになりました(笑)。というか実際心では泣いてました。雨の中たまたま来て、遊んでくれたその子に、心から感謝しました。助けられました。恩人だホントに(笑)。また、遊ぼう。

 

 

 


[#21] やれる限りはやったのさ。

月曜。火曜早朝の便でドイツに発つので、恵みの定休という感じです(笑)。ばたばたと荷造りし、やっておかねばならない事務仕事で役所に行き、B2Fに行って山根と支払い関係の確認をし、タチキタに行くと西山と関の枯山水サンプル作りが大詰めを迎えていた。感謝、ただ感謝。後はこれを生かす事。

沢田が「旅行行く気がしないなあ」と行ってましたが、自分もそうです
(笑)。ま、自分は実際仕事だからいいんですが。それに自分の仕事は、休みよりも楽しいからなあ。

ということで、
Take it easyで行ってまいります。良いゲームの仕入れ、それ以上に良いゲームの契約、それ以上に東京ドイツゲーム賞。行くぞーい!

 

 

 


[#22] 出発、そしてエッセン到着。

お陰さまで無事エッセンに到着し、このブログを書いている水曜の早朝です。日本はもう昼、ですがB2Fは定休日ですな。ともあれ火曜日分を書いていきましょう、、、移動で一日終了なんですが(笑)。

まず火曜日の始発の電車で羽田へ。コストを考え
(てもらっ)た結果の毎度のエアチャイナなんですが、いつもの成田でなく羽田なのは有難い。8時半発の便でも当日行けます。とは言え寝坊は怖いので徹夜し、飛行機の中で寝ていくことに。3時間余りで北京着、ここから程なくデュッセルドルフ行きに乗換え。時間自体は直行よりかかりますが、中休みがあるようで気が楽です。ヒコーキしんどい。乗換えでしかこない北京、噂にたがわず外は霞んでいた。

エアチャイナは落ちる確率的に平気か、等々言われますが、まあ乗ってて落ちたことは無いので気にしないことにしているのと
(笑)、機内食が意外と食べられるお味なので悪い印象はまったくありません。ただ北京ーデュッセルドルフ便ともなると日本人はまず自分位で、ほとんど中国とドイツの乗客になるので、折に触れ中国の人と間違われ、そのたび「すみませんが英語でお願いします」と言うことになり、手間取らせてちょっとゴメンの感はあります(笑)。

北京から今度は本番の
12時間の移動。これはもう寝るしかない。寝る→起きる→ちょっとゲーム→寝る→起こされご飯→ちょっとゲーム→寝る→起きる、、、を何度も繰り返し、よーやくのデュッセルドルフ着。お疲れ様でした!

入国などはちょっと並んだものの滞りなく通過し、バゲッジクレームへ。今回は商談中心だし荷物めっちゃ軽いんじゃないか!と思ってたりもしたんですが、蓋を開けてみるとマスター・複製含め
5つの「枯山水」を持っているという結果に。コンポーネント面でも最善を尽くすべく、石までシリコン型で複製・塗装という、「ぼくらの火星」を思い出す突貫作業で作られたサンプル4部、ミーティングするメーカーの担当の手に渡る予定です。事によれば他の何より貴重品。ロストバゲッジとか無くて良かったー!

続いてデュッセルドルフからエッセンへの電車移動。空腹でしたがホテルの時間がギリのためまずはエッセン行ってからと。いつもはフランクフルト着で、日本から事前予約した
ICE(ドイツの新幹線ですな)で移動してたんですが、デュッセルドルフーエッセンは普通の特急でも3駅、30分程度と近いってことで、切符を買って行くことに。まずスカイトレインというモノレールっぽいのでデュッセルドルフ空港駅へ。何となく、ここからデュッセルドルフ中央駅へ行き、乗換えてエッセン中央駅に行かなければならんのかなー、と思ってたんですが、実際は空港駅からドルトムント行きが普通に出ていて、直接エッセン行けるのでした。空港駅、デュッセルドルフ中央駅よりエッセンに近いのね。

状況がわかって券売機で
10.5ユーロのエッセン中央駅行きチケットを買おうとしていると、時間は19時15分。時刻表では電車は18分発。ひゃーギリだ、と急いで買って、打刻機にかけてホームに走ると「15分遅れ」の表示(笑)。あるあるですな。・・・そして15分経っても電車は来ず、結果30分遅れ。表示オイ(笑)。

待っている間周囲を見回すと「こりゃご同業だな」という大荷物を抱えた方々もちらほら。なかでも近くにいた大柄な男性が「
IRON KINGDOMS」のロゴの入ったバッグを持っていたので、思わずDo you play Wamachine?と尋ねてちょっと会話。東京で店をやってるよ、と言うと、向こうはイリノイで遊んでいる、とのことでした。ウェブメディアの取材だとか。

電車は普通に通勤ラッシュで、騒いでいる若者の集団に大人が眉しかめて注意する、みたいな万国共通の風景。もう夜で、外はほとんど真っ暗な中
30分、無事エッセン中央駅着。20時15分。自宅を出たのが朝4時半で時差7時間なので、丸1日かかってる計算。お疲れ様でーす。

この駅は何回も来ていて勝手は知ってるので、駅構内のマツキヨ的な薬局でペットボトルの飲み物とお菓子に歯磨き粉等々を買い、明日の朝食用にパンを買い、それから駅前のマクドナルドで晩御飯。万国共通ですが、日本でも最近あまり食べないので久しぶり。ともあれあまり余裕持ってもいられないので、トラムで宿へ。


トラム、と言ってもエッセン中央駅のホームは地下で、普通に電車待っている感じ。スカイトレインもそうでしたが、券売機で確認すると
Kurzstrecke、つまり短距離チケットでいけるとの事で1.5ユーロ。一瞬危うく逆方向に乗りかけましたが回避し、地元の方とトラムに乗って3駅目、ホテルのあるAm Freistein着。

しかしホテルどこ
(笑)。幸い停留所に人がいたので赤ちゃんをつれた女性に住所見せて聞くと、ちょっと考えて「あっちの方」と大まかに教えてくれる。ということでともあれ歩いて行ってみると、数分で何とかホテル発見。しかし時間外なので開いてない。事前に「キーボックスを開けてセルフでキー取って入れ」という話はメールで来てたんですが、どーも勝手がわからないので隣のドアをノックしたら、出てきた青年がキーボックスの場所を教えてくれました。さらに入ったらほかの青年が宿のオーナーを呼んでくれ、部屋に辿り着く。外観はなかなかだったが中はかなり清潔で行き届いている。そして有難いことにwifiが使えたので、twitterに書き込み。22時過ぎでしたが、日本時間にしたら午前5時ってことで、シャワーを浴びて就寝。さっき目を覚まして、今ブログ。今日はこのホテルで沢田くんと合流し、行動開始です、、、メッセ行くかは未定ですが(笑)。ともあれ楽しくいきましょーう。何かあったら朝晩はメールやtwitter見られますのでご一報くださーい。

 

 

 


[#23] いつもと違う水曜日。

さて木曜日の早朝5時半ということで、水曜日分のブログを書いていきましょう。いきなり余談ですが、2日連続で自然にこの時間に目覚めるのは何でだろう、と考えていると、早起き始めた最近まで、10年以上日本で起床していた時間(つまり昼過ぎ)に合致していることに気づきました(笑)。長年日本でドイツ時間だったわけか、、、。

さて水曜日は、正午に来る予定の沢田とホテルで待ち合わせ、ですが早起きしたし、昨日朝飯にと買ったパンは食べたがお腹減るし、ということで、午前中は散歩がてらにエッセン中央駅に歩いて行ってみることに。小雨は降っているが平日朝の動き始めたエッセン散歩、気分良し。
20分ほどで到着。程なく10時になり、色んな店が開き始めたので、書店やデパートのボードゲーム売り場を散策。書店の売り場は以前より大きくなってはいましたが、少々雑然。デパートの売り場は相変わらず立派だったが、未プレイのオルネラの「マルティニーク」が10ユーロの処分価格で売られてしまっており、思わず購入したりなど。

外に出ると雨は上がっていたので、パンとコーヒーを買って歩行者天国に出ているテーブルで街の人に混ざり、ちょっと早い昼食。・・・風は強かったですが、毎度前日のこの瞬間は安らぐ。一番好きな時間かもしれません
(笑)。

帰りはトラムで昼前にホテルに戻ると、程なくトラムで沢田も到着。長旅お疲れ様でーす。


寝てきたし直ぐ動ける、というので、身支度をちょっと待ってから早速行動開始。ホントに決めてなかったんですが、まあ一応行きますか、と会場であるメッセへ。今回はホール違う、ってことは聞いてましたが一応例年通りのメッセ東駅下車。まあ結果西が正解でした
(笑)。歩いて今年のホールへ。

近年水曜日に販売するべからず、ということが主催側から要請されていることもあり、会場はやけに人少なくホントに準備日。各ブースも準備ゆったり
(笑)。ただそれが幸いし、我々の商談はしやすい状況でたすかーる。PDに行ったらゲルツさん本人に挨拶できたりもしました。あとR&Dでブリーズさんにも挨拶(こっちは完全に顔見知り感)。、、、リトルエッセンにエッセン新作予定無いとtwitterで発言しましたが、間に合えば、ことによるとちょっとあるかも、、、うーん。

さらに権利取得の方でも一つ重要な前進。こ・れ・は・嬉しい。水曜日来た甲斐がありました。


さらに不確定だった持ち込みのスケジュールについても随時確認。こちらの本番は明日から。頑張りましょーう。


ということで、意外にも色々チャンスがあったのでしっかり働き、
17時過ぎに引き上げ。帰りはエッセン市街をもう少し散策&夕食。駅からちょっと離れた所にさらに盛況な中心街があることを初めて知る(笑)。大きいんだなあエッセン。

ともあれ木曜日は開催日初日、楽しく行きましょーう。

 

 

 


[#24] 来ているからには全力で。

ということで一般のお客さんが来る本当の意味でのエッセン初日。自分たちとしては、東京ドイツゲーム賞についての話し合いを行ったり、取り付けたりする日、というのが一番の日で、混雑する会場の中なんとか動き回りました。

例年よりやや会場が狭いためか、午前中は動くのも大変な状況、各社の担当に話しかけるのも難しかったですが、何とか一つずつ枯山水のサンプルを渡していく。この日時点でミーティングしたところもありましたが、思った以上に真剣に話を聞いてもらえ、遊んでもらえることは間違いない模様でした。あと商談用に設けられているミーティングのスペースが会場の人混みに比べあまりにも穏やかで、ちょっとズルいなあという気持ちにもなりました
(笑)。

という感じで働いていたのですが、一方ではしっかり、サンプル配って空いた荷物スペースに、気になる新作ゲームを買っていれていく。まあ
B2Fの皆さんに期待されているのもそうですが、自分自身内容の面、それに商業の面で気になるモノは多かったです。

という感じでしっかり動いて一日、気づいたら夕方。色んな人と会って話して考えて、全力を尽くしました。金曜日はまた次の課題がありますが、多少緩やかにできるかも。ともあれ頑張りまーす。

 

 

 


[#25] 有益な時間、金曜のエッセン。

金曜日、シュピールも2日めということで、初日より立ち上がりの人出は落ち着くかなーとか思っていましたが、実際はそんなこともなく、朝の駅も人でいっぱい。皆さん本当にゲーム好きですなー。こういう方々がいるから自分たちも仕事をする意味があるわけで、有難い気持ちにもなります。

今日の仕事はクニツィアさんとのミーティングから。折に触れお会いするので、思わず、メーカーの担当者の人達と会う時よりリラックスしてしまう自分
(笑)。リリースした製品、制作中の製品、そして将来的な製品のことについて報告とお話。サンプルをお見せした「なつのたからもの」についても、お褒めの言葉をいただけました。ここからだ、ここから!

それからクラウス・トイバーさんのバルバロッサを出した件で、窓口になっている息子のベンジャミン・トイバーさんとコスモスブースで軽くミーティング。お父さんも会場で何度も見かけたのでお会いできるかと思いましたが、今回はいらっしゃらず。ベンジャミンさんに「良い日本語版を作ってくれて有難う!」と言っていただけて感動し、ネクストを感じられる話に気合いも入ったんですが、それより何より印象的だったのが、ベンジャミンさんがイケメンすぎた事です
(笑)。お父さんの印象があったので、息子さんとは言え自分達より年上の、ちょっとイカツイおじさんなのでは、、とイメージしてたので、相当驚きました(笑)。

この日は他にメーカーとのミーティングがありましたが、むしろバネスト中野さんやテンデイズのタナカマさんと、リトルエッセン関連で色々なお話をさせていただきました。昨日にはメビウスの能勢さんともお話させていただき、課題も色々明らかになりましたので、帰国後また頑張らねば!と気合い注入。貴重なお時間を割いていただいた皆様、有難うございます!


とまあこんな感じで書いていると仕事ばっかりに見えるかもしれませんが、合間にしっかり遊んでもいまして
(笑)、ミニチュア方面のブースで色々見てまわったり。現物を色々見てやっぱり気になったのは、MALIFAUX2Eですかね〜。実際ミニチュアが一新されてるのがビックリですが、確かにこれはもう一回遊んでみたいと思わせる出来。ミニチュア大事だな〜。Wyrd Minituaresの人も来てるっぽいし、明日話してみようかなあと思います。

そして引き上げ後の宿では、沢田くんと買ったゲームを
3つ程、早速遊んでみました。真っ直ぐ話題作というより、ちょっと隠れているものの気になる所を、って感じでしたが、これが3つとも面白く、ちょっとビックリ。こういう時には大概連打でハズレだったりするものですが(笑)。全体に、NGOで扱ってもいいかも、、、というレベルで(半ば本能的にそういうゲームを選んでるって話もありますが)、ちょっと帰国したら考えたいと思いました。昔に比べて扱うゲームの方向性がはっきりした分、新作でも取りたいものが変わったってことかな〜。

とまあ、こんな感じの金曜日でした。土曜日は実質私達の最終日。悔いのないように頑・張り・ます!

 

 

 


[#26] This is the real treasure for us.

ということで、自分たちにとっては一足お先のエッセン最終日となる土曜日でした。金曜日まで相当密度の濃い動きをし、余りにも目まぐるしい風景(と課題)が目の前に広がったのですが、もう少しやることは残っているので、もう一日全力で行こうと。一日終えて、実際そういう風にできたと思います。

まず何より、持参した東京ドイツゲーム賞のサンプルは、然るべき先に全て渡しきりました。ホント重かったので持って帰らなくて済んで助かる・・・、という気持ちも無いと言えば嘘になりますが
(笑)、これは、と思う人物、メーカーに手渡し、コミュニケーションを持てた時間はそれぞれですが、思いを伝えたつもりです。

各社にはそれぞれ独自の方法論があり、大事にしている物が異なります。そしてそこに、各社の制作担当者の考え方も強く重なります。そういった中、とにかくゲーム作りの根幹の部分で信頼に足り、またチャンスを一緒に生み出せるパートナー、となれば、エッセン広しと言えども限られてくる部分があります。不遜なようですが、自分達が持参したゲームが絶対に本物だと確信する以上、胸を張っていこうと心掛けました。どのくらいかはわかりませんが可能性は掴んだと思います。


働き終えて今は、今年エッセンに来て良かったな、と思います。来なければできないことが満載の時間でした。自分の仕事はゆっくりとですが大きくなって来ている分、年々真剣さが増していて、あんまり真剣なので、時に純粋にボードゲーマーとしてエッセンに足を運んでいる皆さんの姿が羨ましくなる瞬間もあります
(笑)。ただまあ、こんな経験ができる人もそういないと思うので!帰ったらまた頑張りましょーう。まあその前に明日は、帰国する為に移動頑張ります(笑)。

 

 

 


[#27] さあ日本モード。

さて帰国の日になりましたドイツの朝です。丸一週間という長い時間、立川を留守にしていて、しかも例年なら店を閉めてくるところ、今年は関に店を頼んでのエッセンでしたので、、、とっとと帰りたいです(笑)。メールも毎日チェックしてましたし、仕事が積み上がってることは間違いなく、新たに持ち帰る仕事もある。可能な限り早く取り掛かりたい!、、、中での一日の移動日、毎度ながら早送りしたい思いになります(笑)。それにドイツは良いところですが、やっぱり自分の場所が好きだからですかね。

帰ったら、程なく制作の仕事の自分パートでの山が一件、リトルエッセン事務関連で新たに一件、宣伝関連が一件に、新発売している「なつのたからもの」の仕事。なつのたからものと言えば、エッセン現場でバネスト中野さんとお話した中で「すいません、今日日本でなつのたからものリリースします」とお話したところ「ひどい!」と笑いながらおっしゃられたんですが、
11月4日に迫ったゲームマーケットではその分、バネストさんのブースの一角をお借りしてガンガン販売させていただきます(笑)。バネストさんへの御恩返しもできるよう頑張りたいと思いますので、ニューゲームズオーダー・バネスト支店inゲームマーケット、皆さまよろしくお願いします。ゲームマーケットについては開催前にもう少しお話させていただきたいと思いまーす。

ともあれ日本に帰ります。買ったゲームの英語ルール読みながら帰ります!

 

 

 


[#28] 熟読移動日。

ドイツでは割としっかり書いていたのに日本に帰って来てから1回も書いていない!1日ずつ書いていきましょーう。

と言っても月曜日は、丸ごと日本帰国の為の移動日でした。ユーロもほとんど使い切ったのでデュッセルドルフ空港への切符を購入とご飯でほとんど終了。電車遅れなどで帰りの飛行機に乗れず、ということは嫌だったので早めに空港に到着し、購入したボードゲーム、及び
Malifaux2Eのルールを熟読していました。こんな風に落ち着いてルールを読む時間が取れるのはなかなか無いことです(笑)。ボードゲームのルールも色々興味引いたんですが、Malifauxの新ルールブックが非常に整理されていることに感心していました。あくまでミニチュアゲームとしての形を留めていて、「整理しすぎてロマン分抜けている」とはなっていない(だからLoS周りのレアケース部分でルールの複雑さの積み残しはちょっとある)んですが、普通に遊ぶ分には非常に快適になるだろうなあと予想。もともと色々面白い要素を詰め込んだゲームだっただけに、この真面目な整理は化けるだろうなあと。ゲームとしてではなくルールブックとして、という面で、WarmachineのPrimeMKIIより前に出た感。まあ勿論3年たっているわけですけれども。

飛行機の中でも続けて読んで、とっとと興味のわくキャラクター設定やデータの所行きたかったですがシナリオの決め方とか内容も読んで(笑)、としていたら午後
9時半ごろ、無事羽田に着いていました。限界ギリまで持った荷物が重かったので立川B2Fに戻って買ってきたゲーム類を置き、それから帰宅。ともあれエッセン出張、お疲れ様でしたー。

 

 

 


[#29] やっぱり好きだなあ、立川。

さあ火曜日。がばりと起き出し仕事へ。他のメンバーには「1日くらい休んだら」と言われましたが、仕事が積み上がってますし状況も確認したく、当然の通常業務となりました。バネストブースにて参加させていただくゲームマーケットに、12月1日と迫ったリトルエッセン、自社製品関連に店の仕事など。ともあれ一つ一つやってまいりたいと思います。

しかし、出勤時に改めて立川の風景を見ていて、今までドイツ行って帰ってきた時より「帰ってきたなあ」という気持ちが強かったですねえ。長年やっている愛着と言うことかなあ。

 

 

 


[#30] 定休日につき最低限。

水曜日、定休と言う事で多少ゆっくり起床、午後から立川へ。11月4日に迫ったゲームマーケット、バネストさんのブースに出させていただく件、それからリトルエッセン実務の件で連絡と話しあい。ともあれゲームマーケットが終わってからでないと、なかなかリトルエッセンの話も難しいのですが、会場への必要書類等は間違いなく進めねばなりませんので。水曜日の内に進めておきたい部分まで進め、夕方には帰宅。ともあれ日本での生活リズムを取り戻さねば(笑)。色々ありますが1個ずつ!

 

 

 


[#31] 一応10月の終わり、迎える。

ドイツに1週間行っていたので流石にあっという間、と言う感じで10月終了。終わったー!あっという間と言いますが、月頭のことを覚えてないくらい盛りだくさんでした(笑)。「視察」もあったし、まんがぱーく太市やドイツフェスティバル、グリーンフェスタなど色々なイベント・お祭りにも出させて頂いたし(ホント色んな場所でナゲッツやりました(笑))、そしてエッセンで激しく動き回って、新製品発売にリトルエッセン、さらに微妙に出てきた広告宣伝関係。

いやー。濃かったよ!体中がバキバキ音を立ててるような感覚もありますが(笑)、
11月もやっていきます。よろしくお願いします!