ゲームマーケットがあった6月、コンコルディアをリリースした7月…、
とは趣が違って、地道に積み上げる8月でしたが、それなりの手ごたえを得て完了したので、
1日休んでリセットの定休日。日々力が有り余っているということはないですが、
疲れが溜まって無理が出ることも無く今年はやれている。
まあ元々丈夫なんで周囲の人にはいつも元気そうに見えてるとは思いますが、
年を経ても健やかにやってられるのは、近年一層リズムを大事にしてオーバーワークしてないことが大きい。
と思います。後にツケを回すようなことをしないぞ、ということは近年とみに強く思っていることで。
短距離走みたいなやり方で苦境を乗り越える、というスタイルは、
本当に不味くなった時にはやるかもしれませんが、極力選びたくない。
自分が継続的に出せる力で、一つ一つ実現していかなければいけないんだと、
そういう形が作れなければ結局脆弱だと思うからです。
その意味でこの2014年はかつてない程手ごたえを得ていますが…、まだまだ足りない。
ここからまた大切。10月11月は滅茶苦茶仕事があることが分かっているぶん、
この9月の過ごし方、大事にしたいものです。
9月の仕事立ちあがり。ニューゲームズオーダーの方は新しい製品の発売まで今しばらく時間があるし、
さてどうかなーと思ったですが、新しい取り扱い店様からのご注文もあり良い立ちあがり。
先月が制作でめちゃくちゃいそがしかった分、
今月は何とかB2Fのこともできるようにしつつ行きたいと思います。
差し当たり今月もウォーマシン/ホーズの新製品は通常どおり入荷できる予定です!
若干リリースが地味目ですが(笑)。
前半10日にはセファリクスの重要ソロ/ユニットアタッチメントが出ますので、
着手した皆様はお買い逃しお気を付け下さい。特にソロは必須な気がします。
後からの「複数個欲しかった」は受け付けないよ(笑)!よろしければご予約下さい。
水曜定休…ということですが、店で使っているノートパソコンを買い替えるべく検討→注文。
今のパソコン、思えば随分長く使っている。どの位使っているんだっけ…、と記憶を遡ると、
最初の店の頃に買い替えたことを思い出した。最初の店で営業していたのは約2年、創業は2006年なので、
7年も使っている計算になる。うーむ時間が立ったものだ。
会社も2回引っ越しましたが、最初の所で2年、二つ目の所で2年なのに対して今の所は4年。
今月決算月なので、きっかり8年終了するのね!びっくりだなあ。
現在制作中のオリジナルタイトルのグラフィックを着々と入稿して頂いています。
本当に今期出すのか…、と自分達自身信じ切れていない所もありますが、
こちらでお願いしたスケジュール通りきっちりと原稿をいただいている…ありがとーございます!
出来も素晴らしく、これが出せたら本当に喜んでいただけるのではないかと思います。
そういう想像をするとわくわくしますが、まだ幾多のハードルがある。本当に洒落にならん(笑)。
しかしここの所見せていただいているグラフィックが、自分達の推進力になるなあ…、
他のセクションもこれに劣らないように、全力で当たりましょう。
この日は近々に生産工程に入る予定のゲームのルールの最終校正作業を夜から。
こちらは内容物の生産が国内メインの為、最速で9月発売なんですが、
ルール原稿の締め切りが遅めに設定されてました。
本来なら8月の作業でしたが先月はホント制作多かったので、ちょっと助かった気持ち。
作業も速やかに終わって、「ルールの短いゲームはホント素晴らしいなあ」と思いました。
2ページくらいなら訳すのもそうですが、遊ぶのにも絶対良い。
今回のこれは、ルールの作業していて改めて素晴らしいゲームだなと思いましたー。
自分の仕事は(もともと直接タッチしてないですが)ほとんど終わり、リリース楽しみだ。
今般、工場からまたゲームの内容物の試作サンプルが送られてきました。
原稿のチェック用では無く、寸法とモノ感のチェック用なので真っ白。
いわゆるホワイトサンプルというやつです。そこでまたひと悶着勃発。
製品作りの際には内容物と箱サイズというのは絶妙なジレンマをもたらしてくるもので、
いつでも「ぴったり」が良い。箱がぶかぶかになってもいけないのですが、
それでもそれは2番目にまずい事態でしかありません。
本当に駄目なのは「中身が箱に入りきらない」ことですので…。
作り続けているとどうしてもぎりぎりを狙いたくなってきます。
今作っている製品の1つに、カードゲームに折りたたんだボードを付けるものがあります。
Z型に2回折る、アン・ギャルドのようなそこそこ細長いボードです。
カードゲームに付属とは言えできれば少々厚めがいいと思いまして、
カード束2つの上に入れられる範囲で厚い紙を手配し、表面にも加工を施してもらい、
…と、結構手間を取って作ってもらいました。
それが来て、しっかり箱に収まっており、よしいいんじゃないかと思ったんですけれども…。
Z型に折ったボードを厚めにしたのが災いし、シュリンクを取った後、ボードがたいらに戻ろうと、
蓋を持ち上げる力が強い(笑)。半端無く持ちあげるので、そのまんまだと蓋が締まらないおそれあり。
折が入っているボードというのは、重ねて貼られている紙の内一部が切れており、
一部が切れていない為すんなりと折れる、という形になっているのが一般的ですが、
薄いボードの場合はただ折り機で折っているだけ、ということもあります。今回はそのケース。
おそらく一部切ってもらうほど厚いわけではないからこうなったのだろうなあ…という状況。
ゲームに支障があるわけではないし、収納する時に所有者の方にちょっとよく折り直してもらって、
ついでにカードデッキの下に収納するようにしてもらえば大丈夫なんですが、
気にならないわけではない。
ということでー、万難を排するべく、ちょっと薄めのサンプルを作ってくれ、蓋を持ちあげないように、
という依頼を工場にした所、迅速に対応して頂き数日後にはやや薄い版のサンプルチェックができました。
問題無く締まっている。箱の持ち上げも無い。
しかし。今度はかなーり薄い。うわああああああ難しい、予想以上に!
すんなり入って何の問題も無いんだけど…。
比べるものがなければ特に文句が出るようなこともないんだけど…。
自分達は厚い方を見てしまっていて、「お、これは結構喜んでもらえるかも!」と1回思っている。
しばらくこの件でうんうん唸ったんですが、結論として、分厚い方を採用することにしました。
ちょっとお手間をかけるかもしれないけど、厚いボードの方が嬉しいと思います。
ゲーム作りは、こういう「両方取れない」というシチュエーションは結構あるな、と改めて感じる一幕でした。
何とかなることもあるしそういうことはガンガンしていきますが、
物理的限界(とコストのバランス)に阻まれることはやりあります。
難しいですが、そういう時は「買う方、遊ぶ方に、どういう物がより喜んでもらえるか」
ということを決める基準にしています。
今回の件は、ちょっと手間があっても最終的により満足感の高いアイテムになるように、
ということを優先することにしました。
ところで、そのゲームの発表はいつするんだって感じですが、これはリリースの順番の都合で、
もうちょっと先になりそうです。このブログ読んでいる皆様の中にはあとあと
「あ〜、これがアレか〜」という風に思われるんじゃないかなあと。(ボードが蓋を持ち上げるのを見て…)
お手間おかけしますが、一つよろしくお願い致します。
秋冬に向けて立て続けにゲームを制作をしていますが、その中でも最も手間がかかる新作ゲームの制作、
本格着手するタイミングとなりました。
ニューゲームズオーダーとして、しっかりと収益性を持てる製品としてのゲームを生産する、という目標と、
手に取る方、遊ぶ皆様がわくわくするようなアイテムとしてのゲームを企画する、
という目標を並行して進めてきて早数年になります。
この2つを両立できて初めてメーカーとして存続できるというものなのですが、
この2つはしばしば相反する要素で、その都度頭を悩ませながら制作を進めてきたのですが、
今回の新作で用意する予定の内容物は、今までで最も企画側を優先したものになりそうです。
ある意味これは「ぼくらの火星」以来…という情勢です。
しかし火星と今回が違うのは、「それでも収益の一定確保にはこだわる」ということです。
火星は採算度外視でとにかく凄いのを作ろう、という2010年に1回だけやった言わば「全力の遊び」だったわけですが、
今回は商業としての勝算もなければならない。この4年間のレベルアップを問われるわけですが…頑張りましょう。
幸いなのは、火星同様今回のゲームも面白さには一同確信を持っていることです。
できたら、質的にも量的にも、きっと楽しんでいただける。そう信じて、やってまいります。
今回の新作が火星に近い…という話になるのは、製品に含める内容物に一部自分たちの手作りのパートが入るからです。
検討の結果、1つのパッケージに25個入れるという想定で進行することに。
そのためにまずやることは、自分たちの手作業を加えるまでの生産を発注するために25個に識別番号を付け、
生産を管理するという。
とは言っても、つまりは駒やマーカーなので、番号を付けてにらめっこする様ははたから見るといささか滑稽かもしれません(笑)。
私たち自身至ってまじめにいいものを作ろうとしてますので、あくまで真顔で頑張ります。
早いものでー、今月もPrivateer
Press社製品の前半リリース日になりました。
ちょーっと地味な感じもしますが、エバーブライトの新ウォーロック、エピック・アブシロニアがリリースです。
気が付いたら品切れとかあるかもしれませんのでー、必要な人はチェックしておいてください。
Cephalix Dominator Unit Attachment(2160円)
http://privateerpress.com/warmachine/gallery/mercenaries/units/cephalyx-dominator
新編成、セファリクスのユニット・アタッチメント。
FA1のランキング・オフィサーで、これを使えば割と幅広くマーセナリーユニットをセファリクスに編入可能。
すなわち、セファリクスでプレイ予定の方はあまり考えなくても1個ゲットしておくというようなものです。
一回なくなると供給がなくなる可能性もありそうなモデルなので、必要な方はお早めに…。
Cephalyx Agitator(1920円)
http://privateerpress.com/warmachine/gallery/mercenaries/solos/cephalyx-agitator
セファリクスの2点ソロ。3種のマジック・アビリティがお役立ち。
特にインスティゲイトが味方モンストロシティ(かドラッジ)モデルのアタックロール+ダメージロールを+2する、
ということで、これまたセファリクスプレイヤーの必需品ということになりそうです。
FA3なのでもう3個買いだねこりゃ、という方もすでにいらっしゃり予約で品薄状態になっていますが…、
再入荷は予定してますので、ゲームを遊んで見られて必要性を感じられたら2個目3個目もご検討いただければと思います。
うーん強化能力と生存能力、ポイントコストのバランスが素晴らしく、使う人も使われる人も楽しそう。
MKIIIはクワイアやペインギバーがこういう方向に変貌するのかもしれません。
Absylonia, Daughter of Everblight(3000円)
http://privateerpress.com/hordes/gallery/legion-of-everblight/warlocks/absylonia-daughter-of-everblight
エピックのアブシロニア。元のモデルよりダイナミックでよい感じ。
能力もいい意味でダイナミックで、正々堂々勝負じゃー、というような性能になっている、気がします。
あとマーセナリーのユニット、Croe's
Cutthroatsが10体ボックスにリパッケージされています(7200円)。
プラ化と思いきやメタルのままーです。
ということで割合ウォーマシンを知っている方向けにのみお送りしてしまってますが、
今月はそういうラインナップという気もしますし、それはそれでいいんじゃないかと割り切って、ここまで!
ご都合よい時にでもチェックしにいらしてくださーい。
木曜日だし、9月も中旬立ち上がりだしで、本格的に仕事するぞ!という気持ちになっているのですが、
まずはコレとばかりに先日購入した新パソコンに旧パソコンのデータを移す作業に。
一瞬必要そうなデータだけ選んで移せばいいかな…と思ったのですが、
B2FやNGOの仕事が多岐にわたっていて、自分でももはやなんだったか憶えきれていない、
でももしかしたらいつか参照したくなるかもしれないファイルとかが散逸してしまうのが怖いので、
結局1度丸ごとバックアップ中です。
パソコンを買うのも数年ぶりなんですが、今は旧パソコンのデータを丸ごとクラウドにバックアップしたりするのね…。
なるほど未来…という言葉一つとっても私が普段まったくコンピュータ関連に興味を持たずに、
家電気分で使っていることが出てしまいますが。
でもあんまり深く理解していない人でもすんなり使えるようになってくるんだとすれば、
それは商業的に進歩だよなあ、と感心しつつ、旧パソコンのデータをクラウドにアップロード中。
その間新パソコンでBlogを書いているということです。今回の新パソコン、なんか画面がタッチパネルになっているー。
しかしWindows8が厳しい厳しい、と周囲の人に言われるので、せっかくタッチパネルなのにWindows7。
8でもタッチパネルあれば使いやすいのでは、なんて話も聞いたんですが、それで使いにくかったらどうすんじゃ。
しかしタッチパネル思った以上に便利な瞬間があるなあ…そのうちマウスとか過去になってくるのだろうか。
今日は午前中からタチキタ事務所に行き、西山が進めている新製品の制作ミーティング。
本来なら既にリリースされる予定だったものなのですが、様々な事情・タイミングがあり、
リリースのスケジュールが後ろへ後ろへと延びてしまったものです。
その中でも西山が様々な部分を進めてくれていたので、夏の制作3つが生産工程に移りつつある今、
ここで一気に再始動しようという話でした。
やはり気持ちを割けるというのは大事なことで、改めて内容物のデザインについて検討した結果、
いい形を見いだしかけ、有意義な時間に。ああ、これは是非リリースしたい!
という気持ちが満タンになりました。手に取る皆様、プレイする皆様に響くものが作れたらと思います。
まーた伏せタイトルの話、4つめになってますが(笑)。いや、5つめか…。
ここ数年そんな感じのように思いますが、特に際立った残暑もなく、気持ちのいい秋が来ましたね。
涼しくなった9月の週末ということで、店にはお客さんがゆるゆるいらしてペイントとゲーム。
時々新たにいらしたお客様にボードゲームの紹介&販売。という感じでした。
自分にとっては結構ベーシックに過ごせた1日でしたが、
制作班の2人は午前中からオリジナルゲームの内容物生産に向けた作業。お疲れさまーです。
こういう過ごしやすい時期は長くないのでー、ここでバリバリ能率あげていきたい。
新作関連で仕事はいくらでもあるしっ。ということで閉店後には自社製品諸々のミーティングです。
ここの所も相変わらずウォーマシンを最近始めた方のご来店はあり、
色々アドバイスさせていただきお買い物をしていただいているんですが、一方で入荷難も継続中です。
相変わらずご迷惑をおかけしておりますが、現在はまったく入荷がない、というわけではなく、
少しずつではありますが従来品の入荷もございます。
(新製品は平常の入荷ができているので、概ねメーカーの再生産スケジュールに左右されている模様)
またそろそろ従来品が来る模様なんですが、これがまたちょーっと遅れているようです。
また入荷した際にはおしらせしますので、よろしくお願いいたします。
8月に工場に入稿した2作と生産工程のモダンアートについての連絡が工場から連発で来ていたので、
ガンガンと返答を返していく。向こうからもガンガン返答が来るので、
1日で複数タイトルのことが大幅進行。スピード感があって気分が良い。
今回の2作はもう待つばかりに近いので、楽しみにしていようと思います。
あわせてそろそろその2作の印刷費支払いの時間なんですが…、いや〜本気でドル高。たまらん。
つくづくコストダウンの研究を重ねてきてよかったと思っております。
昔のままやっていてこういう円安が来ていたら、痛手に耐えられなかったかも。
企業努力で何とか相殺して、今まで並みの原価基準にできているかと思います。
水曜定休ではあるんですが、量産に向けて取り急ぎ完了せねばならない自社製品作業があり、
関ともども休出。もとより平日働いている西山と3人で検討。
大量に複製した後に手作業が入るコンポーネントなので、具体的な完成のイメージを固めて、
それから量産にかかりたい。全体的に関に作り方を決めてもらい、
自分が他の内容物とのバランスやゲームとのイメージの調和などを考えて修整をしてもらい…、
ということを数時間繰り返し、納得できるものになりました。
工場への発注内容も固まり、あとは上がりを待つことに。
複製品が来て、それを元に自分たちのマニュファクチュアリングフェイズが始まるまで、
ちょっと心休めましょう…。
現在制作している自社製品、ボードにタイルにカードに…となかなかフルサイズのコンポーネントがあり、
たいへんな物から着手しています。西山中心に何とか目途をつけ進行しているのですが、
気が付くと少しだけ使う木製コマ関連の手配が未了。…ということで手配開始。
たかがコマ、されどコマで、イメージ通りのものをコストを抑えて、でも納期守って…、
となるとなかなか骨が折れます。流石に製品用で結構な数になるので工場で生産してもらうことになりそう。
秋ゲームマーケット合わせなので時間的には十分余裕はあるはず、ではありますがー、
工場からのリアクション待ち遠しいー。
ニューゲームズオーダーで製品を作るときはできるかぎりロングセラーになるように、
と思って作っていますが、ラインナップの中でも根強く売れているゲームの1つがビッグチーズ。
気が付くとまた在庫が残り少なくなっており、そしてビッグチーズは自分たちでコマやサイコロ、
カードを缶に詰めてシュリンクしているので、作業発生です(笑)。
作業はたいへんなんですが、売れ行きがいいからこそ発生する作業なので、まだ心楽しく。
今回は瞬間手が空いていた関が全面的にやっていました。
また在庫補充完了。さあ来い注文!(と言っているそばから今日も出荷していました。嬉しい。)
タチキタ西山が仕事ばっかりだとなんなのでたまには自分でゲームでも、と、
お客様からちょいちょい話を聞いていたミニチュアボードゲーム「リベットウォーズ」をゲットしてきたので、
研究を兼ねて和訳引受け。自社製品制作で多忙+そう翻訳が得意でもない西さんにやらせることはない(笑)。
非常にきれいにまとまっているルールで、2日で一通り訳完了。
店のゲーム卓でも何回か遊ばれてますが、きわめて理論派なデザインで感心。
独特のコンセプトを持ったアイテムになっていると思います。
100ドルなのでボードゲームとしてはもちろん高価格帯ですが、これは高くないな〜。
訳してよかった。…と言いつつ自分は未プレイですが(笑)。
B2Fもそろそろ9年目、と割合と長い間やっていると毎年恒例の流れになってきているところがあるのですが、
店のボードゲーム卓で遊んでいる人の集まりは総じて夏場は悪くなり、秋口になるとまた増えがちです。
今日は最長老が久しぶりのご来店。大概毎週いらっしゃる方ですが、今回は2か月ぶりくらい。
夏場体調でも崩されましたか、と聞くと、「いや、暑かったから」と(笑)。そうですねえ。
またそろそろゲーム遊ぶのにいい季節なので、ボード卓も盛り上がるかな?
明後日火曜日は祝日なので、今日いらしたみなさんはまた集まる模様です。
ニューゲームズオーダーで直近で発売するものとして「モダンアート」を発表しており、
予想以上の反響をいただいておりますが、実はモダンアートの前に発売予定のものの生産も行っていました。
具体名を伏せ続けている理由は、毎度ながらコストダウンの為パッケージ一括清算でなく、
国内外含め各方面でパーツを作っているからです。
「タイトルの印象よりもお金がかかる」という、メーカー的にはちょっと厄介なタイトル。
何とかカバーしようということでこの方式を取っていますが、こういう件に共通の悩みとして
「全てのパーツがそろうスケジュールを固められない」ということがあります。特に海外製のパーツ!
一同心の中では9月リリースを切望しながら進めてきましたが、ぎりぎり無理そうな情勢。
モダンアートともども、10月リリースとなりそうです。
それでも最後のパーツも輸送段階に入っていますので、ほどなく発表します。
火曜日ですが祝日ということで、普段の週末以上のご来客。
1日中ゲームが遊ばれておりました…のを見ながら自分は制作関連作業。…良いのよ。
皆さんがゲームを遊んでいるということが自分達の仕事の意義を支えてくださっているのよ。
海外から支払受け取ったぞーという報。14000ドル、今般のドル高で何円上がったろうかー、
それはそのゲームを何個売った利益に相当するだろうかー、という小さなことに頭が行きます。
と言っても、自分たちが払っている製作費というのは、
そのゲームを買う皆さんが購入時に支払うお金を立て替えているようなものなので、
そういう風に考えておくべきなんだろうとも思います。
原価の総額が30000円違うと、3000部なら原価は10円違い、それはウチの基準でいえば売価に30円反映される。
原価を下げ売価を抑えるのは至難の業でも、上がるときは簡単に上がってしまいます。
力の不足を感じる時もありますが、できる限りやっていこう。
ちょっと久しぶりに実家に戻って近況報告など。
昨年の厳しい状況に比べればまずまず良い報告ができるのは助かる。
両親、特に母親は60代も半ばに入っているけれどバリバリと仕事している。
正直いつも自分より忙しそう。
ほとんど小言めいたことを言われずに育てられまして、なんで勉強しろとかなんだとか言わないのか、
と聞くと、「背中で見せているでしょ」と男らしいこと言われた。
そんな中でも言われたことは2つで、「働かざる者食うべからず」ということと、
「健康は責任」ということ。
ご飯がいただきたければ役に立て、コンディションを常に意識して準備しろ。
この年齢になると、一層感謝の念が強くなりますな(笑)。
ここから2か月ほど激しくなるので、改めて意識していこうと思いました。
木曜日立ち上がりから出荷の仕事に制作の仕事に、色々な連絡が入っている。
軒並みトラブルではなく前向きな話。季節同様爽やか。幸せな気分で働けますなあ。
オリジナル新作について、ルールの原文を元に、製品にするための文面の書き直し。
製品仕様との刷り合わせと、細かいブラッシュアップを同時に行う。
かなり気力を使う仕事ではありますが、同時に腕の見せ所でもある。
思ったより短くまとまりそうな公算ができ、しっかり図を入れても8ページ以内に収まりそう。良かった。
どうしても9ページ、というようなことになると、印刷物の都合上目も当てられません。
ちょっと考えれば当たり前かもですが、可能な限り4の倍数が良いのです。
これから各方面と話し合いながら仕上げていきます。
コスト方面で激闘が予想されたいへんですが、良いものになりそうなイメージが少しずつ。
こういう直観が大事。良いものが作れると思って作業した方が上手くいきますしねえ。
ここ数日で2件立て続けに複数あったんですが、内容物やコストとのバランスから、
製品の箱サイズを調整しなければならない、という連絡が飛び込んでくる。
箱のサイズについては製品の第一印象に大きくかかわり、
ボードゲーム的常識としてはつけられる価格とリンクするものがあるため、
自分を中心に社内の総意を取って決めています。
そのためサイズ変更必須、となると内心「ビクッ」とするのですが、
当然必要に伴った提案なので、冷静に状況を聞き方向を修正しなければいけません。
ともあれ、変更後サイズがどうなるのか。サンプルを見せてもらうと、どちらも元のままのサイズ…。
え?と問うと、「どうしても2o厚くなるんですよ…」というような返答。あ、2oの話か…、と安堵する。
普通の人にはわかりません(笑)。
生産パートの方々の繊細な仕事に感謝。でも2oの差で馬鹿にならないほどコストが上がったり、
下がったりするというのは、…深いなあ生産。難しいパズルのよう。
西山と関、制作班2人の手元に何とか余裕ができ、これにてついに、
ゲームマーケット秋に予定している大物(しかも可能なら2つ…!)の制作が本格化できることになります。
「本格化=いきなり大詰め」というタイトなスケジュールですが…一同結構良いムードでやっています。
どちらも良い物が作れる可能性は感じてまして、
10月末にご予約の方にPDFをお送りするべく進行しているパラノイア含め、
上手くいったら…素晴らしいな!
という今年のニューゲームズオーダーです。夜は制作本格化のスイッチを入れるべく全体会議。
楽しく、激しく、良いものを作っていきたいと思います。
月末の日曜日ということで、ボードゲームやらミニチュアゲームやら遊ばれておりました。
自分もちょっと話題のアブルクセンを初めて遊べました。ああいう感じのゲームだったんですね!
予想していなかった(笑)。
あとはゲーム制作関連でいただいた原稿を見たり、色々ーとやっていたんですが、
そろそろ避けられないとばかりに、社内の全面改装の相談開始。
ええ…ニューゲームズオーダーの在庫スペースを本格的に増やします!
考えましたが、モダンアートをはじめ新製品を控え、本当に待ったなしとなっているためです。
一点お断りなのですが、10月以降、多分に社内の荷物の込み合い状況により、
B2Fの営業日程に変更が出る可能性がございます。
10月も前半にホーズ新エキスパンション「エクシジェンス」も出ますので可能な限り通常営業してまいりますが、
予めご承知おきいただければ幸いです。
適宜こちらのBlogやツイッターでお知らせいたします。
B2Fの8期期末を控えての定休日…であったのですが、先週末での社内協議の結果、
本当にNGO新製品まで時間が全く無いことが判明し、改装作業が始まりましたー。久しぶりだ…。
肉体労働、楽しみ3割、辛さ7割ですね(笑)。でも前向きな改装にしてまいろうと思います。
結構イメージはできているので、これをやればまだ戦えるはず(在庫置場的な意味で)。
頑張ろう。
山あり谷ありでお送りしてきましたB2Fゲームズもおかげさまで8年目を終了…、
という挨拶を述べる余裕もなく、改装と制作に終始した1日でした。いやーはや。
我々らしいと言えばそうかな、と思います。
思えばもう随分長いことこんなことをしてやっています。
ゲームを作るのを仕事にするという目標で西山と始めたB2Fですが、今や我々の毎日はゲーム制作三昧です。
暮らし向きが一向に楽にならないのが問題ですが…(笑)。そこらへんは本気で9年目の課題に致そうと思っております。
思っておりますというか、今そこを克服する計画で突き進んでいます。9年目は一つの成果を…みたいなああ。
店のほうは…1年目を思い出してゆったりやりたい、というのが希望です(笑)。
NGOで働いて店で遊べたらなあ。この秋冬を超えた時に、どうなるかちょっとわかるかもしれません。
まあともあれ8年めありがとうございました、9年目もよろしくお願いします(というBlog書いているのが10月10日っていう…)。